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貝澤徹さんはアイヌの木彫家で、アイヌの工芸品を作っています。
貝澤徹さんの作品は、大英博物館に常設展示されるほどの高い評価を受けています。
今回は、貝澤徹さんについて、
・wiki風プロフィールや経歴
・人気漫画のゴールデンカムイも参考にしたマキリはどこに売っているのか
などについて調査しました!
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貝澤徹のwiki風プロフィール
名前:貝澤徹(かいざわとおる)
生年月日:1958年9月11日
年齢:61歳(2020年5月時点)
出身地:北海道平取町二風谷(にぶたに)
職業:木彫家
貝澤徹の経歴
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貝澤徹さんの曾祖父はアイヌの名工として知られる貝澤ウトレントクさんです。
父親も木彫家で、小さい頃から木彫は日常の風景だったそうです。
そんな環境で育ちながらも、貝澤徹さんは高校を卒業するまで彫刻刀を握ったこともなかったのだとか。
今や世界的に有名な貝澤徹さんが、高校卒業まで彫刻刀を握ったこともないというのは驚きです。
当時は北海道観光が大人気で、観光バスが何十台もお土産屋にやってきていたそうです。
なので、父親がやっている木彫家を継げば食べていけると思って、木彫家になったのだとか。
ただ、親は自分たちの代で木彫家を終わらせるつもりだったようで、木彫家を継ぐといって怒られたのだとか。
両親は、木彫家に将来性はないと思っていたのでしょうか。
20歳くらいの時に、有名な木彫家の藤戸竹喜さんの作品をみてショックを受けたそうです。
土産物屋で売っている熊の木彫りとは全く違い、もっと写実的で精巧につくられていたのだとか。
これを機会に、自分も量産のものではないきちんとした木彫りを作っていこうと決めたそうです。
最近では、日本だけでなく海外から貝澤徹さんの作品を買いに来る人がいるそうです。
わざわざ海外から来るなんて、凄い人気ですよね。
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貝澤徹のゴールデンカムイに登場したマキリはどこに売ってる?
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人気漫画「ゴールデンカムイ」では、重要な役にアイヌの少女がいて、アイヌ文化が多く出てきます。
7巻の表紙になっている「キラロンケ」と言う登場人物が持つマキリは、作者の野田サトルさんが貝澤徹さんにマキリの制作を依頼したものです。
ゴールデンカムイはかなりの人気漫画で、貝澤徹さんのマキリが作中で使われていることが知られると、貝澤徹さんのマキリを買いたいという人が殺到したそうです。
では、貝澤徹さんのマキリはどこで買えるのでしょうか?
貝澤徹さんは、自身の工房がありそこでマキリも買うことができます。
店舗名:北の工房つとむ
住所:北海道沙流郡平取町字二風谷74-12
営業時間:8時~午後6時
休業日:不定休
マキリは「北の工房つとむ」に行けばすぐ買えるわけではなく、注文を受けてから制作します。
制作にはなんと半年もかかるのだとか!
価格も10~15万程度するようですが、制作に半年もかかることを考えたらむしろお買い得かもしれませんね。
こちらが、貝澤徹さんが制作したマキリです。
とまぁ、こんなに長々とツイートするほど素敵な時間を過ごせたってことです。貝澤ご夫妻、本当にお世話になりました。奥様にはコーヒーやお菓子まで頂きご馳走様でした。
この世に一本しかない自分だけのマキリ。今から楽しみで仕方ない!#北の工房つとむ#ゴールデンカムイ pic.twitter.com/IVOeAB5w6a— aurora (@Aurora_Uran) March 14, 2019
量産品でないことがすぐわかる、凄いクオリティです!
自分だけの1点ものを作ってもらえるというのは、とてもうれしいですよね。
貝澤徹の作品がスゴイ!
ここでは、貝澤徹さんの作品を紹介します。
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札幌駅に展示されているシマフクロウの木彫りです。
樹齢400~500年のニレの埋もれ木で制作されたとのこと。
圧倒的な存在感を感じさせますね!
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「見逃してくれよ 蛙」というタイトルの木彫りです。
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熊の手のブックエンドです。
重厚感がすごいですね。
まとめ
貝澤徹さんについて色々書いてきましたが、いかがだったでしょうか?
まとめると、
・高校卒業まで彫刻刀を握ったこともなかった 曾祖父や父親も木彫家だった
・ゴールデンカムイにも登場したマキリは、貝澤徹さんの工房である「北の工房つとむ」で買える
制作期間は半年で、値段は10~15万円程度
アイヌ木彫り家として高い評価を受けている貝澤徹さん。
これからも、いい作品を作り続けてほしいですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。